どれも展示会で展示されていたものです。

このシリーズではこれまでの「完全な抽象画」ではなく、

留学していたチュニジアや、子供の頃よく行っていた土手の風景など

カラフルな色彩はそのままに「なんとなく海の様に見える」「なんとなくあの景色見たい」

と、見る人それぞれの心象風景に見える様な、そんな作品となっています。

主にアクリルガッシュを使って描いています。

その後ポイントとして金箔フレークや鉛筆、クレヨン、マニキュアなども使い

「実際の作品を見た時に、見る角度によって質感が違って見えたり、キラキラ光って見える」

そんな楽しみを持って見て欲しいという想いから様々な画材を取り入れて描いています。

フランスの有名画材メーカーpebeo（ぺベオ）のキャンバスで、

通常のキャンバスより厚みがあり、コットンの様に目が細かく滑らかな素材が特徴です。

厚みが3.5cmあり（通常のキャンバスは約2cm)、キャンバス地を枠の側面でなく後ろで留めているため

側面までキャンバスの様に絵として楽しむことができます。

通常のキャンバスより水分を吸収するため「にじみをきれいに出せる」「鉛筆がきれいにのる」

と感じました。

通常のキャンバスでは側面で打たれている釘がなく、絵を側面まで描ける。

つまり、お家の壁に飾ると左右や下の面まで楽しめるのがお気に入りです。